鹽竈神社帆手祭

鹽竈神社の帆手祭は、約300年前、火伏祭として町内の厄除けと繁栄を祈願したことが始まりとされます。日本三大荒神輿のひとつで、重さ250貫(約1t)以上もある神輿を白丁姿の担ぎ手16人で担ぎ、202段の表参道を下って市内を巡幸します。

開催日時:2018年3月10日
本殿祭/10:00~、発輿祭/11:00頃~
開催場所:宮城県塩竈市 鹽竈神社および市内一円
所在地:宮城県塩竈市一森山1-1
開門時間:5:00~20:00
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩15分
志波彦神社鹽竈神社社務所 022-367-1611

志波彦神社・鹽竈神社
東北鎮護、陸奥国一之宮として、朝廷や庶民の崇敬を集めた鹽竈神社は、別宮に鹽土老翁神、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神の3柱を祀り、安産守護、延命長寿、海上安全などの神として信仰されてきた。宝永元年(1704年)に竣工した社殿は三本殿二拝殿の壮大で整然とした配置で、平成14年(2002年)に国の重要文化財に指定された。一方、志波彦大神を祀る志波彦神社は、朝廷から「明神大社」という最高の崇敬を受け、宮城郡岩切村(仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座していたものを、明治7年(1874年)に鹽竈神社の別宮に遷座し、後に鹽竈神社境内に社殿が造営され、昭和13年(1938年)に現社殿が完成。本殿と拝殿は鹽竈神社とは異なる朱黒の極彩色漆塗りで、市の文化財に指定されている。