塩竈deひなめぐり~おもてなしの雛祭~

和洋折衷の建築様式が美しい「亀井邸」に、色とりどりのつるし飾りや、ちりめん細工が3000点以上登場します。市内連携会場でも、代々伝わる享保雛、大正雛をはじめ、さまざまな雛が展示され、まだ寒さの残る町は華やかな色彩に包まれます。

開催日時:2018年2月24日~3月4日
開催場所:宮城県塩釜市 亀井邸 ほか
開館時間:10:00~16:00
お休み:毎週水・木曜、臨時休館日
塩竈deひなめぐり実行委員会 022-366-6711
旧亀井邸 Tel: 022-364-0686
所在地:宮城県塩竈市宮町5-5
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩7分

■旧亀井邸■
塩釜港の繁栄とともに発展した亀井商店(現総合商社カメイ株式会社)の初代社長、亀井文平が大正13年(1924年)に別荘兼迎賓館として建てた邸宅。伝統的な日本建築に、西洋建築が増築された和洋併置式住宅となっており、現代では再現が困難とされる左官技術の粋が当時のまま現存する建物として歴史的価値が高いとされる。商店の格を示す出桁造り(だしけたづくり)や、日本石油の社章こうもり印をかたどった鋳物の取手などは、石油、雑貨、砂糖、洋粉などの貿易で財を成した亀井家の歴史を彷彿させる。