しおがまさま神々の花灯り

「しおがまさま」の愛称で親しまれる鹽竈神社が桜で満開となる頃、参道や202段の表坂がライトアップされます。由緒ある荘厳な舞殿では雅楽や琴が演奏され、境内の随所で古代笛が奏でられます。優しく照らされた桜は、昼間とは違った表情を見せ、風情ある灯りと音の競演が楽しめます。

開催日時:2018年4月13日~14日
両日/18:30~20:30 ※雨天強風時中止
開催場所:宮城県塩竈市 鹽竈神社境内
塩釜市青年四団体連絡協議会 022-367-5111
所在地:宮城県塩竈市一森山1-1
開門時間:5:00~20:00
アクセス:JR仙石線「本塩釜駅」から徒歩15分

志波彦神社・鹽竈神社
東北鎮護、陸奥国一之宮として、朝廷や庶民の崇敬を集めた鹽竈神社は、別宮に鹽土老翁神、左宮に武甕槌神、右宮に経津主神の3柱を祀り、安産守護、延命長寿、海上安全などの神として信仰されてきた。宝永元年(1704年)に竣工した社殿は三本殿二拝殿の壮大で整然とした配置で、平成14年(2002年)に国の重要文化財に指定された。一方、志波彦大神を祀る志波彦神社は、朝廷から「明神大社」という最高の崇敬を受け、宮城郡岩切村(仙台市岩切)の冠川の畔に鎮座していたものを、明治7年(1874年)に鹽竈神社の別宮に遷座し、後に鹽竈神社境内に社殿が造営され、昭和13年(1938年)に現社殿が完成。本殿と拝殿は鹽竈神社とは異なる朱黒の極彩色漆塗りで、市の文化財に指定されている。